エルシノア と ゆかいな仲間たち 2006
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1/8 エンジンストップ・プルボタンワイヤーを交換しました。後の部屋の床板をはずし、さらに後の壁板をはずし、エンジンキー部分から新しいワイヤーを入れて、作業自体はそれほど難しくなく終了しました。でも暗い部屋で懐中電灯片手にワイヤーを引っぱるkinさんは、大変ご苦労様でした。その後、鳴尾のスーパー銭湯で気持ちのいい風呂で汗を流しました。
1/15 初乗り
1/22 整備
1/29 整備
ヤマハさんに来艇してもらい、機走艇速が4ノット以上上がらない原因を見てもらいました。エンジンの振動で船が揺れすぎているようで、エンジンはいいが、それをスクリューに伝えるところでガタがあったりするのでは?という意見でした。次回上架時に見てもらうことになりました。ついでにステアリングの重さも。
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2/5 JPN-36整備
2/12 整備
2/19 JPN-36整備
2/25 整備
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3/4 ドラゴンレース観戦
3/5 整備(鏡終了・乗降脚立終了・ニス塗り終了)。ドラゴンレース観戦後、神戸空港目指して帆走しましあたがトラベラー破損(軽微)。
3/11 セール交換、前準備
3/19 ニューセール・セッティング
3/25 神戸空港沖までセーリング
3/24 今月発売(4月号)の雑誌舵に、昨年のドラゴン級全日本を中心に紹介されました。JPN-36・JPN-46両艇の写真や艇長のコメントも載りました。
3/19
エルシノアのメインセールが新しくなりました。近大ヨット部同世代OBの村山さん製作のムラヤマ・スペシャルです。果たしてレースではどのようなパフォーマンスを発揮するでしょうか?速ければ未だ衰えぬ腕を褒め、遅ければセールの責任にする予定です。
原さんがお昼までしか時間がないので、原さんヘルムスで沖に出てジェノアだけで帆走です。兵庫ジュニアOPに声を掛け、遠くKGヨット部の練習場所に向かいましたが、時折入る10m/sオーバーのブローで機走に切り替えハーバーバックです。
ニューセールお披露目バーベキューを、新西宮YHバーベキューサイトで行いましたが、六甲山から時折雪が舞い降りる素敵な天気でした。カッパを着ながらのバーベキューも、記憶に残るものですが、わざわざこんな天気の日に屋外でバーベキューしてる物好きもめずらしいです。 写真集

久しぶりの原さん

ゲストに村山さんを迎えてバーベキュー

新たにJSAFにセールナンバーを申請しました。やはり白いセールはいいです。
果たしてこの軟弱メンバーでJPNナンバーの必要なレースに出るのか?

北風アベレージ3m/sでいい感じです。時折8m/sぐらいのブローが入ります。

ブームに見えるのは、セールイージーパック。ここにきれいにセールが仕舞われます。

金野ヘルムスマン。いつものように、シェフに・・・ヘルムスに・・・大忙しです。

どうよ、このシェイプ。前のセールより浅いね〜。前のが伸びていただけのようです。

マストベンド

神戸港のキリン?コンテナ埠頭です。

天気がよくなってきて、六甲の山野がきれいに見えてきました。
船に戻り、いざニューセールのお披露目です。セールメーカーの村山さんが乗っているので、ささっと1ポイントリーフの手順をされ、「なるほど」そうするのね。思いのほか午前中より風が落ちていたので、フルメインに。ハーバー手前でセールを降ろしましたが、さすがにイージーパックは簡単にしかもきれいにセールが収納できます。最後は渋川奥さんが、1級の腕を見せて無事着岸できました。
ここからは、船の中でおにぎりと焼きそばでのいつのも座談会・・・いつもながら金野シェフの焼きそばは美味です。村山さんとは久しぶりなので、学生時代のあほな話で盛り上がりました。最後に原さん差し入れのシュークリームとコーヒーでお開きです。原さん美味しかったです。
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4/2 JPN36ドラゴン整備(雨によりお流れ)
4/9 JPN36ドラゴン整備
4/16 ドラゴンポイントレース/山村さんセレモニー
4/24-28 エルシノア上架
船底塗料・ラット整備etc.
4/30 赤灯台沖ブイ・一文字1周 
4/27 エルシノア上架
昨秋に続いて上架メンテナンスです。今回は、船底塗装・エンジン関係・ラット関係をプロにお任せです。連休クルージングはより快適になるでしょう。

スクリューにも金属塗料がきれいに塗られています

スピードメーターの羽はきれいに掃除されて、クルクル回ります。

きれいなブルーの船底塗料が塗られています。
4/16 山村さんを偲ぶ会 写真集
元ミュンヘンオリンピック・フライングダッチマン級選手で、近年はドラゴン級で活躍しておられた山村さんが昨年お亡くなりになりました。「山村さんを偲ぶ会」が新西宮YHでありました。午前中海上の偲ぶ会には、ジュニアセーラーからレーザー・クルーザー・ドラゴン級・出身の甲南大学ヨット部関係者まで、多数の大小さまざまなヨットやボートが集まりました。
トランペットの調べに乗ってみんなで黙祷、花束を氏の愛し育てた西宮の海に流し、ホーン一声とともにお別れをしました。
その後、ドラゴン級はポイントレースに参加しました。初め3m/sから後半6m/sのいい風で、ランバージャック・ダンシングクイーンともにトップ争いに加わり、2レースを楽しみました。また香港からチャンさんが山村さん追悼に来られていて、一緒にレースを楽しみました。
この日は、ちょうど新西宮フローティングボートショー開催中で、ショップやニューボートを見て回り、夕方からハーバー内で行われた「偲ぶ会」に参加しました。甲南大学・ハーバー・レーザー・ドラゴン級・セーリング連盟・・・100名を越す多くの方々が参集し、山村さんの思い出が語られました。最後に、氏の好きだった「海、その愛」(加山雄三)を全員で肩を組みながら歌い散会になりました。「山村さんは、永遠の命を得て、向こうの世界でセーリングを楽しんでいるでしょう」という言葉が印象に残りました。ご冥福をお祈りいたします。
2006/5

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5/4-5 由良(淡路島)クルージング
5/13 末永さんセレモニー
5/21 ドラゴンポイントレース
5/18 エルシノアのバウを修理中です。
5/10
5/4-5 淡路島由良へクルージング 写真集
エルシノアVの初クルージング報告です。

5月4日(木曜日)くもり
豊三は新谷に三宮で、金野はシブオ夫妻に梅田でピックアップしてもらい、8:00新西YHに集合。豊三がPCで出艇申告して、7sのダンフォースアンカーを受け取り、準備万端8:45出艇しました。
曇り空、無風の中、メンスルをあげて機走、もやがかかって島影は見えず210度で一路、由良港を目指します。海図、GPSなど何も無し。シブオの「一度行ったことあるんでまかしとき」を頼りに初クルージングが始まりました。スピードメーターは壊れて動かなくなりましたが6〜7ノットでエンジン絶好調です。音楽ガンガンかけて、12時には関空沖です。
さぁて、楽しみな金野シェフのランチタイムです。昨日から仕込んだビーフシチューとフランスパン。「ワインあったらなぁ」「そや。原からもらったワインありまっせ」「コルク抜きあるか」。シブオと新谷の会話です。さすが原くん、コルク抜きもワインとちゃんとセットで入ってました。おおきに。大阪湾のど真ん中でワイン片手に金野シェフのビーフシチューとフランスパン、最高の贅沢です。
前方にうっすらと友が島が見えてきました。12時を回ると読みどおり西の風が4〜5m/s、ジブをロールしてメンスル帆走です。「シブオここ入るんか?」「そや、ここや!」。シブオはうら覚えで自信はありませんが的確に指示します。
「豊三、日月館に電話して」メンスルを降ろして、「もしもし、今、白灯台を入ったんですけど船からお宅見えますか?」「はい、橋のたもとのレンガ色の建物ですよ」。風はいつの間にか南西7〜8mにあがって時折強烈なブローが入ります。「どこや。どこや」「手振ってはるからこことちゃいますか」。どう着岸するか考える間もなく港に入ってしまいました。
鋼鉄製の浮桟橋の角に風で流されて「ミシッ!」とぶつけてエルシノアVは他の場所に初着岸です。あてたのは、全員の意思の疎通が悪かったのが原因です。何と民宿のまん前に着岸です。14:30無事到着しました。着岸時のミスで金野スキッパー少し落ち込んでます。風が強いのと漁船が前を全速で通り過ぎるので・・・
15:00に日月館にチェックインしました。「お客さん、そのクーラーBOXは玄関に置いて部屋にはいってください」。部屋で冷えた缶ビールを飲もうとの新谷のもくろみは見事に見破られたか?それでもカバンに詰め込んで部屋に持ち込みです。新谷の酒に対する執着心はさすが。シブオは感謝してます。
楽しみな夕食は18:00からで風呂も沸いておらず、時間があるので洲本の日帰り温泉でも行こうと電話をするが、さすがにGWのど真ん中でどこも満員の様子。そうこうするうちに全員、疲れか酔いか寝てしまいました。風呂に入り、あがってくると夕食の準備がしてあります。
もずく、たこ酢、車えびの塩焼き、車えびのおどりとイカ刺し、あいなめの煮付け、大皿で鯛の活けつくりにあわびの刺身、あわびの肝、鯛とサザエの宝楽焼に焼き卵?潮汁にごはんと豪華海の幸でした。見事に何一つ残さずきれいにたいらげました。
夜も南西の風はおさまらず、しっかりと吹いています。エルシノアVは民宿の窓から見えるので安心です。巨人阪神を見ながら食べて飲んで大満足でした。神谷くん電話ありがとう!今度は電話受ける方がええで。
延長戦に入り結果もわからず、なんと10時に消灯、すっかり眠ってしまいました。誰のイビキも知らず寝てしまったようです。

5月5日(金曜日)こどもの日
年寄りか?昨夜早く寝たからか?6時前に目が覚めました。金野、豊三も目覚め、朝の散歩に出かけました。
エルシノアVをチェックして、新谷も追いついてきて、由良港の高台に見える船の形をした立派な建物を見に行きました。地元の会社の保養所のようです。そこにフランス料理のレストランがあり民宿で聞くとおいしいらしいです。誰かチェックしといて!高台からの景色は最高でした。由良湊神社からは友ヶ島から加太が見えます。
風は朝から西で5〜6mあり、同期3人は、3年生の時の森戸でのインカレの試合前のどん吹きで練習できず、毎日、旅館でごろごろしてたのを思い出しての話です。
昨夜の阪神はボテボテのサードゴロがベースに当たるラッキーサヨナラゲームで勝利、巨人に勝ち越しです。7:30朝食、ビールを1本あけました。漁師曰く、この風は吹くから気をつけて帰りやとのこと。強風にも負けず、金野スキッパーはスムーズに離岸、8:30です。西の風5〜6メートル、1ポイントリーフして、ジブ全開、スターボのランニング気味のフリーで関空を目指しました。
風は南西に回り、波も結構高くなってきました。12:00で金野シェフはランチの用意です。真追っ手にすると波でワイルド気味に振られるので、少し上り目で関空橋に近づきます。岸に近づき初めてのジャイブです。ポートでは波が横気味になり何度も大きくローリングします。
「ガッツシャーン!」、キャビン内でスパゲッティをゆでていた鍋が、見事にひっくり返りました。金野シェフ、頭をかかえてしばし呆然。みんなにおいしく食べてもらおうと、いろんなソースを用意していたスパゲッティが床に散乱しました。金野の落込み様は、昨日の着岸ミスよりひどいか?慰めの声すらかけられません。
「麺が熱くて片付けも出来へん」と金野がやっとキャビンからでてきました。誰が悪いというわけではありませんが、ちなみに舵を持っていたのは新谷です。ヤケドしなかっただけでももうけもんでっせ。
2回ほどジャイブしてポートタックで関空橋をくぐります。何度くぐっても橋にマストがあたりそうですが、横から見るとどれくらい間があいているのでしょうね。関空橋をくぐると方位30度でポートタック1本、一路新西を目指します。昼飯はなく残りのワインとフランスパンで腹ごしらえです。
豊三はスピン上げようというのですが、新谷は無理ですというし、金野はどっちでもという感じで、ブローチングしたときの対処方法をレクチャーしてからあげるつもりでした。しかし、スピンポールが壊れているのとスパゲッティ事件と風が南西から西に戻っているのとで豊三の意見は黙殺しました。
もうすこし皆が慣れてからにしましょう!安全第一ですから。ブローでラフィングが強くなりだしたので、ジブを半分ファーラーして、船を安定させて帰ります。それでも6〜7ノットはでてましたね。何故か関学の校歌、応援歌のテープと定番の加山雄三をかけながらエルシノアVは吹っ飛んで走ってます。今日は見通しが良く甲山めがけて疾走です。
やがて赤灯台が見えて見慣れた景色になりました。「由良の景色も綺麗やったけど、新西の景色が落ち着くわ」。これは、クルージングした者がみんな感じる気持ちです。こう思ってくれただけでもクルージングして良かったなとおもいましたね。
15:00無事ハーバーに着岸しました。シブオ、豊三、新谷は洗剤で船をクリーンナップ。16:30終了です。ほぼ同時にシグナスが家島、姫路方面2泊3日のクルージングから帰ってきました。明石大橋をスピンランで帰ってきたらしい。
GUは沼島から和歌山の2泊3日で先に帰ってたし、最高の天気と風に恵まれたクルージングでした。これもすべてシブオの日ごろの行いのおかげでっせ!うちの嫁さんは家に帰ってから地球がグルグル回ってるらしい。
すばらしい仲間と船と天気に感謝です。  (シブオさんリポートより抜粋)














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7/8-9 7大学戦観覧船
7/15 セーリング
7/22 芦屋花火大会
7/23 クルージング
7/31
7/31 淡路島翼港に行ってきました。 写真集
中村さんに教えてもらい、新西YHカウンターに置いてある翼港のパンフレットを手にしました。値段も距離も手ごろなので、一度行ってみようということに決定。あいにくメンバーは3名と少数でした。なんと言っても華がないのが残念です。
前日の天気予報では、午前中弱雨となっていたのですが、当日は朝からくもりで、日焼けの心配もあまりない上々の天気になりました。朝、5Lのウォータークーラーに麦茶と氷を満たして船に行き、予備タンクから軽油を補充。さらにGSで20Lの予備タンクいっぱいにしました。これで燃料の心配はありません。
8:50、金野さんがステアリングで出発です。森田さんは、チャートテーブル横に新しく付いたGPSと格闘です。私も横で、説明書を読み邪魔しながら、「なるほど」なんて操作を見ています。現在地と目的地をセットすると、方位・残距離・到着予定時刻が表示されます。中々すごいのではないか。

おNew!GPS

日差しが弱く、適当な風が吹き抜け・・・
コックリ、コックリ

神戸空港の横を通過

のんびり機帆走
ちょうど目的地まで、ポートのクローズです。エンジンを回しながらのセーリングで、8ノットほど出て快調です。ドッグハウス内のGPSを覗くと、刻々と残りの距離が減ります。神戸空港沖を通過すると、行程の半分弱のようです。弱い日差しを受ける船の上を3m/sほどの風が吹き抜けていきます。ウォータークーラーの冷たい麦茶を飲みながら、いい気持ちです。波は穏やかで、日差しも弱いので、女性や子供には最適のクルージング日和です。
この時間帯の明石海峡は、西向きの流れで、明石海峡の方に流されている感じです。海峡に近づくと潮目がざわついています。そこに魚が寄っているのか、乗合遊漁船やプレジャーボートが釣り糸をたらしています。それらを見ながら、目指す翼港を探しますが、GPSの設定が今一のようで、示す方向に港らしきものはありません。仕方ないので、海岸沿いを南下する事にしました。しかしこれがすごい流れで、快調に海面を切って進んでいるのですが、陸上の国旗は、ずっと同じ方向にあります。
やっとこ翼港を見つけて入港します。翼港は、北側に開いた港です。そちらからの強風の日は、波も入ってくるのではと思われます。ジャッキーがもやわれていて、小堀さんが手を振っています。船を停め、予約受理の用紙と停泊料600円を払い桟橋に戻ると、小堀さん達が宴会中です。小堀さんが指導しておられた新西YHジュニアの元親達の同窓会のようです。もう高校生ぐらいに大きくなった子達は桟橋からつりです。サヨリが大群で泳いでいるので、どんどん釣れます。その場で焼いて胃袋に収まります。このグループに混ぜてもらい、昼食代が浮いてしまいました。
お腹も膨らんだ所で、皆さんはウェスティングホテルや、夢舞台の方に散歩です。私は留守番組になりました。岡さんご夫婦など、新西ジュニアから兵庫ジュニアに移ってきた方もおられたので、「こんな所で会うなんて」という感じです。2時になり、西宮に向け出発です。片道3時間はかかるので、この辺がタイムリミットです。

明石海峡には遊漁船が多数出ています

すごい潮の流れ

Jackyが先着していました

Jackyの面々に混ぜてもらいました

もやいを取るエルシノア
帰り、森田さんは即シエスタモードで、ライジャケを枕にバウでスヤスヤ。帰りはランニング気味で、風があればスピンを上げて快調に帰ることができるのでしょうが、この風ではただ暑いだけです。メインを上げて機帆走を選択しました。遠くに見える神戸空港を目指しながら、大阪から明石海峡に向かう本船などに気をつけ、操業中の漁船の迷惑にならないように走ります。
神戸空港連絡橋の下をくぐることにしました。こちらの方が幾分ショートカットになるでしょうか。橋の高さは20mと大きく表示されており、この船の全長約10mと黄金比を考えれば、マストの高さは13〜14m。十分余裕があるのは分かっているのですが、やはり下をくぐる時は、ドキドキします。
赤灯台を越え西宮港に入ると、いろんなところから帰って来るヨットが集まってきます。森田さんが起き出して来て、「結構早かったなあ」。復路もやはり3時間コースですが、中抜きした森田さんは元気いっぱいです。セールを降ろし森田さんとステアリングを交代です。ハーバーに入り、バース並びに向けて最後のカーブを切った時、それは起こりました。
フェンダーを用意して、バウに立っていると、「ラットがロックした」との大声です。前にはバースに並んでいる船が迫ります。これはヤバイと思い、後に走ってスロットルレバーに飛びつき、一気にアスターン全開です。それでも船は迫りますが、何とか手前で止まることが出来ました。衝突の危険を回避し落ち着いてラットを動かすが、完全にロックしています。ステアリングスタンドにあるステアリングロックネジが全く動かず、ステアリングの動きに連動しているようです。ラットが利かない船では自艇のバースにたどり着くのは難しく、ちょうど空いていた近くのバースに入れ、ハーバーマスターの三輪さんの指示で人力移動しました。
原因はいつも全く用を成さないこのネジが、気まぐれにロックしてしまったからのようです。プライヤーで思いっきりこのネジを回せばいいような気がしましたが、伊藤君に連絡して見て貰うということになったので、その提案はしないでおきました。船に予期せぬトラブルは付き物で、トラブル後の迅速な処置が大事です。今日の事で、トラブルの一番多い離着岸でのスピードは、デッドスローを再度心に刻みました。

--ステアリングロック後日談--伊藤君の話によると
ステアリングロックネジは、車のブレーキのように、パッドを押し付けてその摩擦でステアリングをロックするシステムになっているそうです。接触があるまま動かしていたので、熱を持ちロックしてしまったと予想されます。単純にネジを緩めてロックは解除されました。時間のあるときに、一度分解整備してくれるそうです。
今まで馬鹿になっていると思っていましたが、ちゃんとシステム自体は生きているようなので、ネジは十分緩めてステアリング操作した方がいいと思います。
7/22 7/22 PM8より、芦屋浜花火大会がありました。5000発打ちあがったそうです。
早めのPM4に金野さんと森田さんが来られ、バウパルピット・ライフラインなど安全面を更新した新装エルシノアを試運転しました。
森田さんの奥さん、渋川さんのお嬢さんも来艇され、金野シェフの腕自慢を食べながら、桟橋からの花火見物でした。
花火が終わると、芦屋沖に出ていた艇が続々帰って来て、桟橋からの見学の方も含めて、日中を含めて最高の賑わいでした。
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8/13 北港YHクルージング
8/15 須磨海岸クルージング
8/27 ドラゴン・ポイントレース
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9/10 関西インカレ応援
9/24 ドラゴン・練習レース
9/24 関空沖までセーリング
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10/1 京都学生ゲスト 淡路島往復
10/6-9 国体
10/8 ドラゴン整備
10/14-15 ドラゴン全日本
10/29 新西宮オープンレース 軽く参戦
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11/13 11/12 初レース
第15回スーパージョイントカップ(大阪北港YCクラブとの懇親レース)に、金野・森田・田和のエルシノアメンバー+ドラゴンJPN46クルーの重友さんの四人で出場しました。小生もクルージングヨットでのレースはあまり経験も無く、何かと戸惑う中、何とかDNFにもならずに出場31艇中総合26位、ホワイトクラス出艇15杯中10位というマズマズの成績を残すことが出来ました!
それもボーナス算定に疑問あり-ソリッドペラ、ダクロンメイン、クルージングスピンの計算が入ってなかったように思う。本当やったらもう4〜5位くらい(トヨゾーに言わせたら「何で優勝してへんねん!」)上の成績のはずでした。
途中で幾分かは落ちたものの、スタート前には一時かれこれ12〜13m位あったと思われる中、もう少しでキャビンに水をすくうほどヒールしてしまい、トヨゾーの「ポイントリーフ!」と云う声に皆賛同してメインリーフしたのが災い、スタートではほぼ上一・中々いい位置、タイミングでスタートできたものの、その後ズルズルと他艇の後塵を排する事になってしまいました。(−教訓1・あの風で4人はシンドイ! 最低5〜6人はいりまっせっ!-)。その後、リーフをはずし順調な経過ではあったものの、懇親レースの為、風が変わってもマークの打ち変えも無く、上り下りほぼ一本のレースになってしまい、ポテンシャルに優れた我がチームのタクティクス・ジャイビングの洗練された高度なテクニックを披露できないままフィニッシュしたのが、心残りでアリマシタ!!!???
そんな事で5レグのレースも予定より早く終わり、大阪北港YCに寄港して、表彰式・懇親焼肉に臨みました。(−教訓2・焼肉の量は、乗員数に関係なく、1艇に1パックなんでこれだけ考えると小人数で出たほうが肉のアタリがよい!-)
ッてな顛末でありました。スカタンな事も多々しでかしたデコボコ初レースではありましたが、なかなかセーリングを満喫できた楽しくジュージツした一日でありました。
金野、トヨゾー、重ちゃん、お疲れさまでした・・・  rep/わたしたわ
11/6 11/5 海遊館クルージング
ハラさんと私が船に行けるので、皆さんにメールを回して、「来れるメンバーはAM10集合で船を出しましょう」ということになっていました。朝、ハーバーに着いて、教えてもらった出艇申告をハーバーの機械でやりました。メニューに従ってボタンを押して行くだけなので簡単です。と、モリタさんとシンタニさんが来られました。船に行くと既にハラさんが来られています。すぐにキンノさんも来られて、出発です。須磨沖・神戸港・・・いろいろ何処に行こうか意見がでましたが、私の希望を聞いてもらい海遊館行きに決定です。
予備タンクも空だったので、まず給油です。いつものように新西宮東出口から出て赤灯台を目指します。風があまりないので、ショートカットして一文字の白灯台と鳴尾浜の間から大阪方面に向かうことになりました。白灯台を抜けると、北港の方から本船がやってきます。「前を横切れるか?」「無理せんと待っとこうや」・・・いろんな意見でハラ・ヘルムスさんは右往左往です。でも、皆さん別にどっちでもいいんですよね。ヘルムスが決めるやろうと口だけでのんびり乗っているだけです。
先日用意していた地図と衛星写真が役に立ちました。そのバインダーを出してきて、「あそこに見える陸地は、この埋立地で、ここをこう入れば、ここに行ける」なんて。一番沖の人工島咲洲とその手前の舞洲の間の橋の下をくぐれるか?「橋をくぐると近道だけど」「くぐれるか?」。キンノさんの「まあ咲洲を回ろうや」に決定です。

まずは給油です。

海の科学館のドームが見えてきました。

往路は、ハラさんが主にヘルムスです。
舞洲を回ると、ATC(アジアトレードセンター)やホテルハイアット等の高層の建物が正面に見えます。正面の灯台の間を入っていくと、右に海上ドーム、左にコンテナクレーンのきりんさんが見えます。キンノさんによると、海上ドームは海の科学館だそうです。更に進むと、海遊館と観覧車が見えてきました。

さらに近づきました。大赤字で困ってるATCの高い建物と、海の科学館に挟まれているカラフルな建物は何かな?

コンテナクレーンが2基

観覧車と海遊館が見えてきました
いよいよ海遊館が近づいてきました。海上警察の近くの桟橋に係留すべく、風がなくあまり意味のないセールを降ろします。以前は、メンハリでブームエンドを吊っていたのですが、メンハリやマストトップのシーブが傷むのでは?ということで、最近はバックステイからシートで吊っています。メインセールの上げ下ろしで、この仕事をしなければなりません。レイジージャックのシートでもブームを吊っていますが、本当はブームキッカーとかがあればいいのかもしれません。
更に近づくと、海遊館の遊覧船の前に、大型帆船が係留されています。おお〜、これはラッキーかも?是非とも写真に収めなければ。

バックステイのシートで、ブームエンドを吊ります

マスト側では、メインを降ろしす作業です

4本マストの大型帆船が係留中です
水深に気をつけながら、海遊館の横を川上に上ります。ちょうど遊覧船サンタマリア号が離岸しました。その御尻を追いかけながら、橋のすぐ川上対岸にあるUSJを見に行きます。4本マストの大型帆船は、日本丸でした。白く優雅な姿です。当然ウッドで出来ていませんが、マストやブームは木のような色に塗られ、趣があります。これが白じゃ、やっぱり雰囲気が出ませんね。バウの方に回ると、船首にこの船を守っているのであろう女性の像がついています。海の女神・・とか言うのだろうか?

海遊館横から出ている遊覧船。サンタマリア号だったっけ?

大型帆船は日本丸でした

大きいです。

船首には、こんな像が。船の航海を守っているのでしょう。
海遊館まで、また下ってきて、いよいよ桟橋に向かいます。本当に船を着けてもいい桟橋があるのだろうか?いかにも観覧船の乗り降りに使うだろう桟橋と水上警察の桟橋しかありません。水上警察の本部がすぐ横にあるし・・・。あかんで元々ということで、商業桟橋の方に着けました。すぐに訊きに行きましたが、やっぱりダメなようです。艦上戦闘機の訓練ではありませんが、ほぼタッチアンドゴーの早業で撤収です。するとすぐ後から小さ目の観覧船が入ってきました。
「水上警察の艦艇に横抱きしたらあかんやろなあ」「免許の更新方法を訊きに来ましたとか言ったら警察の桟橋に着けてもいいんとちゃうん」なんて言いながら、ほんまにそんなこと出来る度胸のある方は乗っていません。水上警察の桟橋の横を通り、再び外に出ましたが、そこから続いている船からの荷揚げ岸壁になら係留できそうです。でも本船用のコンクリート岸壁なので、俵フェンダーなどのしっかりしたフェンダーが必要ではないかなあ。

海遊館前では、家族づれが楽しそうです

回遊館桟橋に上陸した証拠写真。ただ一瞬でした。

舞洲と咲洲の間の橋。
海遊館に上陸して、昼食なんぞ腹に入れようと算段していたが、係留禁止によってあえなく予定変更になってしまいました。ただ、USJ横までは十分な水深があり、セーリングクルーザーでも上れることがわかりました。
さてと・・・「北港で昼飯」ということで、今度は行きでは通らなかった咲洲と舞洲の間の橋の下を通ることにしました。水深はどうか?橋の高さは?初めて通るところは、ほぼ大丈夫だと思いながらも注意が必要です。
この橋は高さ表示がないものの、神戸空港連絡橋より高いようで、橋が迫ってきても平気でした。舞洲岸壁は遊歩道のようになっており、その内側に林、さらに内側には競技場があるようです。全体が大きな公園のようになっていて、何処にでも係留できそうです。でも、売店もないのかな?「案外、夜来るといいかも?」。あんた何考えてんねんみたいな会話をしながら通過しました。

北港YH目指して

シンタニさんの目は真剣です。

来週のレースに向けて
もう何度目かの北港YHです。横の淀川ではディンギーが多数練習しています。YH上流の橋まで行ってみようかということになりましたが、ハーバー上流から急に浅くなり、6m・・・5m・・・、とうとう3mという表示が出て、「こりゃいかん」と遡上を諦め反転です。
いつものゲストバースにつけ、ヘミングウェイに向かいましたが、なんと「本日貸切により、18:00から一般のお客様に・・・」と言う表示。ありゃりゃ、ここでも昼飯がお預けです。ハーバー事務所棟1Fの喫茶店も閉まっています。海遊館を出てから、皆さんおにぎりを1個以上は食べたので気持ちが荒れることはありませんでしたが・・・うろうろ・・・結局そこにあった自販機で、カップラーメン購入と相成りました。「カップラーメンなんて、何年ぶりかなあ」「久しぶりのカップラーメンは、中々うまいなあ」なんて、まともな昼飯にありつけなかった負け惜しみの遠吠えに聞こえてしまいます。
帰りは3m/sほどのソヨソヨ風が南から入っています。来週の北港・新西宮ジョイントレースに向けて、セーリング練習です。キンノさんヘルムスの後シンタニさんに交代して、真剣なセーリングです。GPSでスピードがデジタル表示されるので、「スピード落ちてるぞ」とか先輩方からチャチャが入ります。赤灯台まで上り、スピンを上げてハーバーバックです。スピンのピーク・クリュー・タックにスピンの裏表を間違えないように、マジックで内外を書いてありますが、全部反対でした。スピードには関係ないけど、赤青のラインが反対やし、これじゃあ、船外から見ればセールナンバーが逆に見えます。「あかん、これ反対や。かっこ悪いから一旦降ろして逆にしてからまた上げるぞ」とモリタさんから指示がでました。今度書き換えておかなければならないようです。
ハーバーに戻り、船を洗い、フローティングヨットショーの方を覗きました。最近のクルージング艇は全長に対して幅が広く、船内が広く感じます。最近の流行のようです。昼食はありつけませんでしたが、海遊館付近の感じが分かりました。今度は神戸港の散策もいいかもしれません。

ウィットブレッド60クラスの艇が、先月から新西宮で化粧直しをしています。マストも置いてありますがでかいです。

キールが深く、陸置きの状態では、長い梯子を上っていかなければなりません。

何年か前に、世界1周レースに出たんですね。

このパワーボートは、進水式の準備をしていました。爆音を響かせながら、すごいスピードで疾走しそうです。
2006/12

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